こんにちは!カーライフアドバイザーの上田でございます!今回は車が唯一地面と接しているタイヤについて紹介します!溝がなくなったら交換するということはわかっていても、自分のクルマが交換時期かわからないという方も多いと思います。そんな時に役立つ情報をお届けします。
法律
車検の通るタイヤの溝は最低1.6ミリ以上となっています。もしそれ以下だと車検に通らないばかりか道路を走行中に何等かのことで発覚した場合2点の減点と罰金9000円(普通車)が課せられます。タイヤの溝はあまり日常気にされない方も多いですが気を付けなければならない項目です。いつの間にか交通違反したくはないですからね。
制動距離の変化(急ブレーキを踏んだ時に止まるまでの距離)
ここで皆さんに問題です!新品タイヤと残り溝2割の使用済みタイヤ。乾いた路面でのブレーキ性能はどちらのほうが良いでしょうか?
正解は残り溝2割の使用済みタイヤです!皆さん驚きましたか?実は使用済みタイヤのほうが乾いた路面の性能は‘若干‘良いのです。理由は簡単です。残り溝が少ない分路面に接している部分が多くなります。これによって路面とタイヤの摩擦が高まりフルブレーキ時の制動距離が少なくなるのです。速さとグリップが求められるカーレースの世界ではつるつるのタイヤが使われています。乾いた路面では道路と接している部分が多いほどブレーキが利くというのは、驚きです。

しかし、これがぬれた路面だとどうでしょう?ぬれた路面は当たり前ですがタイヤと路面の間に必ず雨水があります。この雨水が原因で残り溝が少ないタイヤは水の上に浮き上がり滑ってしまいます。
タイヤが浮く!?ハイドロプレーニング現象とは?
ハイドロプレーニング現象とは前述の通りタイヤと路面の間に水が入ることでタイヤが浮き上がりグリップを失ってしまう現象です。この現象は低速で走っているときはそうそう起こりません。それは、車自体の重量によって路面の雨水を押し出すことができるからです。しかし、高速道路のような時速100キロほどの速度だと路面の雨水を押し出しきれずタイヤが浮き上がってしまうのです。その浮き上がりを防ぐためにタイヤには溝があります。溝を作ることで雨水をタイヤの接地面から逃がし、しっかりとタイヤを路面に接地させることができます。溝が多ければ多いほど大雨の時に安心して高速道路やバイパスといった速度の早い道路を走ることができます。
最後に
クルマを運転するということは、必ず安全に配慮する必要があります。溝の少ないタイヤは乾いた路面では確かに新品タイヤ、まだ溝が多くあるタイヤに比べて安全であるかもしれません。しかし、必ず雨は降ります、そして、晴れていても水たまりやまだぬれた路面があります。リスクを持っている状態で運転することは絶対にお勧めできません。車は便利ですが凶器のもなります。そのことを常に考える私でございます。またお会いしましょう。









