こんにちは!
静岡長沼店のすぎたです♪
季節の変わり目で体調の優れない方が多くいらっしゃるようですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか!
今年の夏はとびっきりの暑さでしたから、だいぶ過ごしやすくなりましたね。
私は毎年「季節感ゼロか!!」とみんなにツッコまれるので、この時期ヒヤヒヤです(笑)
衣替えのタイミングなんでしょうか、バリエーションなんでしょうか、今年は気をつけていきたいと思います、はい!
さて、クルマ業界でも季節に合わせた準備というものがあります。
今回は、この時期にぴったりな冬支度を紹介していきますね♪
目次
- スタッドレスタイヤとは
- 非降雪圏における保有率と必要性
- まとめ
スタッドレスタイヤとは
冬タイヤとかスノータイヤとも呼ばれていますが、自動車が雪道や凍結路で滑らず安全に走行するために開発された冬用タイヤのことです。
夏タイヤと大きく異なる点は「タイヤを形成するゴムの素材」にあります。
雪道や凍結した過酷な冬道でも、走る・曲がる・止まるといったクルマの基本性能を保てるように、低温でもしなやかさを保つことができるゴムの性質を持っています。
さらには、滑りの原因ともなる氷上の水膜を除去するための工夫が施されています。
使用期間は長期化傾向にあり、今までは3シーズンと言われていたものの今では5シーズン以上使われるケースが多くあるそうです。
また、交通事故での死亡者数は秋から冬が一番多く、路面凍結は死亡事故の割合が最も高いとされていますから、冬場に運転されるドライバーさんにとっては必須アイテムともいえますね。
非降雪圏における保有率と必要性
「静岡は雪も降らないし、ウインタースポーツもやらないからスタッドレスタイヤは必要ないかな」と思っている方は少なくありません。
事実、わたしも今までそう思っていました。
しかし、静岡県も含まれている”非降雪圏”とされる地域にお住いの、3人に1人の方が実は冬の備えをしているんです!10年前は4人に1人の割合でしたから、年々増加傾向にあるそうですよ。
それでも静岡県は大丈夫!と感じるのは、これまで十数年雪も降らず凍結もせず夏タイヤで不自由なく幾度もの冬を乗り越えてきたからに他なりません。
ではなぜ、雪の降らない静岡県で冬支度が必要なのかというお話をします。
スタッドレスタイヤの購入理由としては、降雪で必要な場合や、帰省や仕事で降雪地域に行ったりスキーなどウインターレジャーに備えるなどは想像がつきやすいかと思いますが、雪の少ない地域でも約半数が降雪・路面凍結に備えるための準備とされています。
気温が3℃を下回ると路面凍結の恐れがあるとされていますが、降雪地域の東北・北陸と非降雪地域の東京・愛知を比べてみても最低気温が3℃を下回る日数は実は大差がないんです。
たとえば宮城県が117日、新潟県が110日に比べて、東京都が104日、愛知県が106日だそうです。
(気象庁調査2017年11月1日~2018年3月31日150日間)
ここからわかるように、降雪地域と同じように準備が必要だといえることです!
また、台風の進路から降雪地区が予想されるそうですが、今年は愛知県や静岡県でも雪の降る可能性があるそうです。
今まで必要性を感じる機会の少なかった静岡のみなさんにも今年は「日常の備え」としておすすめしたいと思います。
まとめ
静岡長沼店では、お客様に安心安全なカーライフを送っていただくためのアドバイスとして、スタッドレスタイヤの重要性を「性能面」と「環境面」でお伝えをするようにしています。
ことし初めてスタッドレスタイヤを用意するよというお客様の中には、昨年温泉旅行に行ったときに”現地の天気予報で雪は降らないから大丈夫”とおでかけされたものの、向かう途中の道が凍結していたそうで、しかも凍結しているようにも見えずに怖い思いをした経験をお持ちでした。「普段はスタッドレスタイヤ必要ないかもしれないけど、温泉旅行にも何度か行くしとにかく出かけるのが好きなので今年はスタッドレスタイヤにしますね!事故も起こしたくないし!」とおっしゃっていました。
わたしも今年のはじめに富山県に行ったとき、すべてのクルマがスタッドレスタイヤをはいている光景に、改めて静岡との違いを痛感したことを思い出しました。季節が変わるときに衣替えをするように、クルマも季節に合わせた準備が必要ですね!
わたし自身もことしは、季節感を気にしたファッションだけでなく(笑)毎日運転するクルマにも冬の備えをはじめようと思います。
静岡市内のあるタイヤショップには前年の約2.5倍の問い合わせが入っているそうなので、手遅れにならないよう、いまから準備を始めていきましょう♪