こんにちは、静岡トヨペット営業戦略部の小林です。
折角のドライブ先でレジャーを楽しむために気を付けたいことと言えば、クルマを安全な状態に保つことはもちろん、出掛ける人も健康な状態であることが大切です。
そこで、今回は長時間のドライブや車中泊で気を付けたいエコノミークラス症候群について紹介します。
目次
- エコノミークラス症候群とは?
- エコノミークラス症候群を予防する方法
- まとめ
エコノミークラス症候群とは?
一般的にエコノミークラス症候群などと呼ばれていますが、正式な名称は静脈血栓塞栓症と呼ばれています。動作が少なく長時間同じ姿勢でいることで、下肢(足)が圧迫されて血流が悪くなり、血液の塊(血栓)ができやすくなります。できた血栓が肺の静脈に詰まることで、呼吸困難や動悸などの症状が出ます。旅行で、クルマや飛行機に長時間乗っている時は、長い時間同じ姿勢を保っていることが多く、血栓ができやすい状態であるため、注意が必要です。
エコノミークラス症候群を予防する方法
予防の大きなポイントは、水分補給と運動です。
①水分補給
ミネラルウォーターや薄いお茶を飲むことが望ましいです。
ただし、アルコールなどは脱水につながるため、控えた方が良いでしょう。
②運動
車外に出て散歩をする、車内に座った状態でも、かかとやつま先の上下運動と複式深呼吸を1時間ごとに5分ほど行ったりすると良いそうです。
道の駅や高速道路のサービスエリアなどに立ち寄ったときに外に出てみると、歩く機会になるでしょう。
以下の内容は車中泊の血栓症予防法ですが、長時間の移動の場合でも参考になる情報です。
1.4~5時間ごとに歩く
車外に出て散歩をする。
車中で座ったままで、下肢の屈伸運動をする。
2.車中で座ったままで、力力トやつま先の上下運動と腹式深呼吸を1時間ごとに3~5分行う
3.水分を摂る
ミネラルウォーターか薄いお茶が望ましい。
4.ゆったりした服装を
男性は、ベルトをゆるめる。
女性は、下着をゆるめ、ゆったりとした衣類を着用する。
5.血行を悪くするので、足は組まない
6.不自然な姿勢で寝てしまうため、睡眠薬は使用しない
7.数人で車中泊する場合は、女性や高齢者をドア側に
引用:一般社団法人日本旅行医学会ホームページ「車中泊の血栓症予防!」
まとめ
今回は、エコノミークラス症候群の概要と予防法を紹介しました。ぜひ、ドライブ中に体調を崩さずに、思いっきり旅行を楽しんでいただけたら嬉しいです。そして、水分補給や身体を動かす時間を設けるためにも、時間にゆとりのあるお出掛けスケジュールを立てることを心掛けたいものです。