こんにちは 古いものを再生させるのが大好きな静岡トヨペット伊東店 加藤です。
とりわけ二輪車の再生にはこだわりが有り、モトコンポからBIG1まで再生させた二輪車は数知れず。
今回は過去の画像を整理していたら出てきた、80年代の原付のお話です。
粗大ごみの再生

画像はスズキのハイパースクーター(スズキがそう呼んでます)「ハイ」です。
記憶が確かなら今から35年ほど昔の84~85年製です。
10年ほど前にお客様宅の庭の隅に放置されていたものを偶然発見。
お嬢さんが使っていたそうですが、ハンドルロックがかかった状態でキー紛失、雨ざらし放置期間20年と少し、走行700キロ。
年式なりに相当熟成(笑)がすすんでいましたが、女性が使っていた車両ならエンジンの焼き付き(2ストですから)は無かろうと登録の抹消と引き換えにもらっちゃいました。

レストアと登録
キーシリンダーをばらして合い鍵作成、古いガソリンを抜いて洗浄(タンクがポリ製で助かりました)、キャブは当然全バラ清掃、バッテリーレスキットを組み込みバッテリーレス化~と、だいたいこんなところで比較的構造の単純な2ストエンジンは再始動するはずなのですがいくらキックしてもエンジンに火が入りません。
マフラーに手をかざしてキックするも排気圧が来ません~なるほど、そういう事ね。
田舎ではよくある事ですが、どうやら土蜂がマフラー内に巣を作り、内部構造を塞いでしまっていたようです。
こんな時には焚火をおこします、そして火中にはずしたマフラーを投入、作られた巣を2ストオイルの残りもろとも燃やしてしまうと、抜けも良くなり一石二鳥です。
めでたく再始動した「ハイ」ですが、忘れていけないのが、ブレーキの整備と燈火類の確認です。
つづいて自賠責保険に加入し、ナンバーを発行してもらったら完成です。
ほんとにハイパースクーターでした
晴れて公道デビューと相成ったハイですが、その走りは車重の軽さと相まってまさに強烈、現在の4ストスクーターとは別物でした。
70キロ以上ある最近の4ストスクーター4.5馬力に対して、約50キロ、6.5馬力、体感的には倍以上の力を感じます。
調子に乗って全開かますとフロントが浮いて超危険。
85年当時は排気ガスの規制なんて無いし、馬力の規制も今より甘く、なによりもスクーターレースの盛り上がりも手伝って、各メーカーが本気の2ストスクーターを沢山リリースしてくれました、そんななかの1台です、遅いはずがありません。
そうDJ-1が出てくる少し前の時代で、イブPAX-Sとかいろいろありました、そういえば家内用のPAX-Sのプーリーとウエイトローラーにいたずらして怒られたっけなあ ああ懐かしい。
その手軽さから、私のコンビニスペシャルとしてよく働いてくれたハイですが、数年前ごみステーションに向かった帰りにエンジン停止。
電装系のご臨終でした。
まとめ
コンビニにたむろしている原付のにいちゃんに、一泡吹かせるのが無上の喜びだったので修理も考えましたが、なじみのバイク屋がエンジンを欲しがったので廃車にして譲りました。
最近ではめったに目にすることの無くなった2ストロークの原付ですが、その楽しさたるや現代の4スト原付の比ではありません、構造も簡単なので少し勉強すればあなたでも再生可能です。
皆さん、まわりを見回してみて下さい。
何処かに古い原付き転がってませんか? 持ち主に掛け合えば、たいてい譲ってもらえます(私、モトコンポを含めて3台もらっちゃってます)
トランポが必要でしたら、静岡トヨペット伊東店の私、加藤にご用命頂ければ納期はかかりますが、ハイエースをご購入頂けます。
ご興味のある方は、退屈しのぎにもなります、是非挑戦してみて下さい。





















