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トヨタのSUV型BEV「bZ4X」の電費・走行性能を徹底解説

2025-08-07

トヨタのbZ4Xは、BEVならではの滑らかで静かな走りと力強い加速を兼ね備えた、日常の走りに楽しさをもたらす次世代SUVです。

ガソリン車とは段違いの加速感を味わうことができ、強力な回生ブレーキによる減速でブレーキペダルを踏む頻度がさがるため、市街地でも快適に走ることができます。

優れた電費効率の実現により、長距離移動でも安心して使用できる点も魅力です。

今回は、bZ4Xの電費性能と走行性能について紹介します。

bZ4Xに興味がある方や、静岡でBEV(電気自動車)の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

トヨタのBEV(電気自動車)型SUV「bZ4X」の魅力

bZ4Xは、トヨタが「beyond Zero(ゼロを超えた価値)」を目指し開発した、SUVスタイルのBEV(バッテリー式電気自動車)です。 

冒頭でもご紹介した通り、モーター駆動による力強くてスムーズな加速と静かな走行音が大きな魅力のひとつです。

ほかのトヨタ車とは一線を画す近未来的なデザインに加え、バッテリーをアンダーボディに配置して重心を下げることで、走行安定性と広くて快適な車内空間を同時に確保。 

前輪駆動・四輪駆動の2種類の駆動方式や、ドライブモードセレクトによるエコ走行モードや雪道・悪路走破性能など、ライフスタイルに合わせた選択肢も用意されています。

また、最新の安全運転支援技術(Toyota Safety Sense)を搭載したbZ4Xは、自動車アセスメントで最高評価を獲得しました。

bZ4Xは、高い加速性能に加え、個性的なデザインや静粛性が高く広い車内空間、多彩な運転支援機能、環境性能すべてをバランスよく持ち合わせた、トヨタのSUV型BEVです。

「bZ4X」のグレード別電費性能

BEVを選ぶうえでよく出てくる言葉が「電費(でんぴ)」です。

BEVは電気によって走行するため、ガソリン車の「燃費(燃料消費率)」を、BEVでは「電費(交流電力量消費率)」と表示します。

トヨタでは燃費を「km/L(1Lで何km走れるか)」と示しているのに対し、電費は「Wh/km(1km走るのに何Wh必要か)」で示しています。

したがって、電費の数値が低ければ低いほど少ない電気で長い距離を走行でき、電気代を抑えられるということになります。

bZ4Xの電費性能はグレード別に次のとおりです。

【bZ4Xのグレード別電費性能(WLTCモード)】

グレード 駆動方式 交流電力量消費率 WLTCモード
(国土交通省審査値)
G FWD 126Wh/km
4WD(E-Four) 131Wh/km
Z FWD 128Wh/km※1
4WD(E-Four) 134Wh/km※2

※1. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで141Wh/kmとなります。
※2. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで148Wh/kmとなります。
■交流電力量消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

「bZ4X」のグレード別航続距離

電費とあわせ、「1回の充電でどれくらい走行できるか」も確認しておきたいポイントです。

航続可能な距離の目安は「一充電走行距離」という指標で示されます。

bZ4Xの航続距離はグレード別に次のとおりです。

【bZ4Xのグレード別航続距離(WLTCモード)】

グレード 駆動方式 一充電走行距離 WLTCモード
(国土交通省審査値)
G FWD 567km
4WD(E-Four) 551km
Z FWD 559km※1
4WD(E-Four) 540km※2

※1. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで512kmとなります。
※2. 20インチタイヤを装着した場合、電費はWLTCモードで487kmとなります。

二輪駆動のFWDと四輪駆動のE-Fourの航続距離には若干の差があり、それぞれ強味が異なります。そのため、「より長く走りたいならFWD」、「悪路を安心して運転したいならE-Four」というように、自分の使い方に合わせて選ぶのがポイントです。

ただし、これは「カタログ値」であり、実際には道路の状況や、使い方(エアコンを使う、坂道を走るなど)によって航続距離は変化します。

しかし、静岡市中心部から仙台市中心部までが約545kmのため、街乗りや中距離移動が主流な方であれば、どのグレードでも十分すぎるほどの航続距離であるといえるでしょう。

「bZ4X」の走行性能

bZ4Xは、トヨタが培ってきたSUV開発のノウハウとEV専用の設計技術を融合させた、「走りの質」にこだわったBEVです。

ここでは、bZ4Xの走行性能について詳しく解説します。

胸のすくスムーズな加速感

bZ4XはeAxle(イーアクスル)という、電力・駆動力のロスを抑制しつつ、高応答性のモーターを最大限に活用できる駆動ユニットを採用。

これにより、アクセルを踏んだ瞬間にトルクがピークに達するため、ガソリン車では味わえないパワーと加速感が味わえる他、発進・加速のレスポンスが非常にスムーズです。

また、静粛性が高く、振動も少ないため、移動時間の快適性も確保しています。

高剛性・軽量化ボディ&低重心パッケージによる安定性

bZ4Xは、バッテリーをアンダーボディに配置することで車体の低重心化を実現。

加えて、バッテリーとボディフレームの一体化によりボディ剛性を向上させました。

この設計により、走行中の揺れやロールを抑え、高速道路での直進安定性やカーブでのコーナリング性能を大きく向上させました。

また、高強度かつ軽い素材を車の主要な骨格部分に最適な形で配置し、さらにeAxle(イーアクスル)を採用することで、トヨタのbZ4Xは高い剛性を保ちながらも大幅な軽量化に成功。

これにより、走行中の安定感だけでなく、電費性能の向上にもつながっています。

Regeneration Boost(強回生ブレーキ)によるストレスフリーな減速

bZ4Xには、減速エネルギーを効率的に回収する「Regeneration Boost(強回生ブレーキ)」機能が搭載されました。

アクセルを戻した瞬間からモーターが回生ブレーキとして作動し、スムーズな減速が可能です。

頻繁なブレーキ操作を減らせるため、渋滞時や信号の多い市街地において、運転者の疲労軽減につながります。

最小回転半径5.6mという取り回しのよさ

bZ4Xは、開放的な後席のゆとりを確保するため、ロングホイールベースを採用しながらも、最小回転半径5.6mと優れた取り回し性能を実現しました。

フロントタイヤの切れ角や操舵システムが最適化されており、狭い住宅街や商業施設の立体駐車場でもストレスなく操作可能です。

加えて、パノラミックビューモニターなどの運転支援機能も相まって、運転が苦手な方でも自信を持ってハンドルを握れる設計になっています。

静岡でbZ4Xの購入を検討しているなら「トヨタユナイテッド静岡」がおすすめ!

今回は、トヨタのSUV型BEV・bZ4Xの電費性能や走行性能について詳しく解説しました。

bZ4Xは、BEVならではの高い電費性能と、SUVらしい力強い走行性能を兼ね備えた次世代の電気自動車です。

静かで滑らかな加速、安定感のある走り、さらに日常使いにおいても優れたエネルギー効率を実現しており、EV初心者にも扱いやすい1台となっています。

ただし、FWDとE-Fourとでは電費や航続距離、悪路走破性などが異なるため、ご自身のライフスタイルや使用環境に合わせて、適したグレードを選ぶことが大切です。

静岡でbZ4Xの購入を検討されている方や、BEVへの乗り換えを考えている方は、ぜひトヨタユナイテッド静岡にご相談ください。

なお、各種相談をご希望の方は「ご購入相談」の申込をしておかれると、当日スムーズにご案内ができるのでおすすめです。

また、トヨタユナイテッド静岡では「オンライン相談」にも対応しておりますので、ご来店が難しい方や、移動の手間を省きたい方は、オンライン相談の利用もご検討ください。

お客様のご相談・お問い合わせ・ご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。