こんにちは、トヨタユナイテッド静岡です。
病気を持っている方が自動車運転免許の更新すると、少し時間がかかる場合があることをご存知でしょうか?
なぜなら、場合によっては医師の診断書を書いて持参する必要があるからです。
もし、免許センターに行っても、お医者様に診断書を書いてもらってから出直すことになったら、「免許の有効期限が切れてしまうかもしれない」とヒヤヒヤしながらの免許更新になってしまいます。
そうならないためにも、免許更新には何が必要なのかを事前に把握しておきましょう。
目次
- 免許更新の際に注意が必要な病気
- 免許更新に行く当日までにしておくこと
- 免許更新当日の流れ
- まとめ
免許更新の際に注意が必要な病気
まずは、免許更新の際に注意が必要な病気を確認していきましょう。
静岡県警察本部のホームページによると、「自動車等の運転に支障を及ぼすおそれのある一定の病気等」として、免許の取消しや停止の処分を受ける可能性がある病気などは以下の通りです。
なお、以下の病気に該当したら必ず処分を受けるわけではありません。
・統合失調症
・てんかん
・再発性の失神
・無自覚性の低血糖症
・そううつ病
・重度の眠気の症状を呈する睡眠障害
・その他自動車等の安全な運転に必要な認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈する病気
・認知症
また、これらの一定の病気に
・アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒
を、加えたものを「一定の病気等」と総称します。
まずは安全運転相談ダイヤルへ相談(運転免許課内)
ダイヤル番号:#8080(シャープハレバレ)
受付時間:月曜日から金曜日まで(休日・年末年始除く)の午前8時30 ~ 午後5時15分
免許の取得や更新に一定の病気等に該当する場合や、身体に障がいのある方からの相談を受け付けています。
ご自身やご家族の病気、身体の障がいに関する不安等について相談にのっていただけます。
ケースによって対応が異なる場合がありますので、まずは窓口に相談してみてはいかがでしょうか?
免許更新に行く当日までにしておくこと
①診察時の相談
診察の際に免許更新について話をし、現状の健康状態で運転に支障がないか十分に相談します。
医師による診察の結果、車を運転できないと言われるとわざわざ免許センターに診断書を取りに行っても無駄足となってしまうので、まずは医師に相談し、運転に支障がないと判断をいただいてから、免許センターに診断書を受け取りに行くことをお勧めします。
②運転適性相談を受ける
診察の結果、医師が運転に支障がないと判断した場合は、各運転免許センターまたは各警察署へお電話いただいた上で、各運転免許センターまたは各警察署に行き、運転適性相談を受けてください。
健康状態について詳しく話をすることになりますので、今までの症状を整理しておくとスムーズに話ができるかと思います。
③診断書を医師に書いていただく
相談の結果、診断書が交付されることがありますので、診断書を医師に書いていただき、免許更新の際に持っていきましょう。
診断書の作成にも時間がかかることがありますので、注意が必要です。
④診断書を受け取る
病院とご相談いただいた上で、病院の窓口や郵送などで受け取ります。
免許更新当日の流れ
更新のお知らせはがきに記載されている場所に出向きます。
更新にあたって、診断書が必要な方は、診断書をお忘れなく。
- 「運転免許証更新申請書」を提出
- 診断書を持っている方は、診断書を1.と一緒に提出します。
- 質問票に記入
内容は、健康状態に関する質問です。正直に記入しましょう。
※診断書などを基に更新が可能であるかどうか判断されます。場合によっては、免許の更新ができないこともあります。
まとめ
①一定の病気に該当していても、免許更新ができる場合があります。
②病気を持っている方の免許更新は、意外と長い時間がかかる場合があります。
③診断書が必要な場合があります。
安全運転相談、病院で診断書を書いていただくなど、免許センターや病院に出向く機会が多くなるため、事前に情報収集して準備を進めることがスムーズな免許更新を行うポイントです。
参照:「静岡県警察本部ホームページ 安全運転相談(病気等による相談)
※本記事の掲載内容は、2024年6月時点の情報です。実際に更新される際は、最新情報をご確認いただきますようお願いいたします。
また、静岡県以外の都道府県では更新方法が異なる場合がございますので、各都道府県のホームページをご確認ください。