
安全装備の充実度は、ファミリーカー選びで特に重要な要素のひとつです。
トヨタのミニバン、ノア・ヴォクシー・シエンタは、いずれも予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。
しかし、各車種によって装備されている安全機能は異なります。
今回は、ノア・ヴォクシー・シエンタの安全装備の違いについて解説します。
どの車種がご自身の求める安全性能や使用環境に合っているか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
【徹底比較】ノア・ヴォクシーとシエンタの安全装備の違い

【各車種の予防安全機能】
〇=標準装備
▲=一部グレードはオプション、または設定無し
✕=設定無し
| 安全装備 | ノア | ヴォクシー | シエンタ | |
|---|---|---|---|---|
| Toyota Safety Sense | プリクラッシュセーフティ (歩行者[昼夜]・自転車[昼夜]・自動二輪車[昼] 検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー +単眼カメラ方式) |
○ | ○ | ○ |
| 緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付) +フロントクロストラフィックアラート +レーンチェンジアシスト |
▲ | ▲ | × | |
| レーントレーシングアシスト +レーンディパーチャーアラート |
○ | ○ | ○ | |
| レーダークルーズコントロール (全車速追従機能付) |
○ | ○ | ○ | |
| アダプティブハイビームシステム | ▲ | ▲ | ▲ | |
| オートマティックハイビーム | ○ | ○ | ▲ | |
| ロードサインアシスト | ○ | ○ | ○ | |
| ドライバー異常時対応システム | ○ | ○ | ○ | |
| プロアクティブドライビングアシスト | ○ | ○ | ○ | |
| 発信遅れ告知機能 | ○ | ○ | ○ | |
| ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト(ドアオープン制御付) | ○ | ○ | ▲ | |
| パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) | ○ | ○ | ○ | |
| パーキングサポートブレーキ(後方接近車両) | ○ | ○ | ▲ | |
| パーキングサポートブレーキ(後方歩行者+周囲静止物) | ▲ | ▲ | ▲ | |
| 車両接近通報装置 | ○ | ○ | ▲ | |
| ドライブレコーダー(前後方) | ▲ | ▲ | ▲ | |
| ITS Connect | ▲ | ▲ | × | |
【各車種の駐車支援機能】
〇=標準装備
▲=一部グレードはオプション、または設定無し
✕=設定無し
| 安全装備 | ノア | ヴォクシー | シエンタ | |
|---|---|---|---|---|
| トヨタチームメイト | アドバンストパーク(リモート機能付) +パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付) |
▲ | ▲ | ▲ |
| アドバンストドライブ(渋滞時支援) | ▲ | ▲ | × | |
| ドライバーモニターカメラ | ▲ | ▲ | × | |
| バックガイドモニター | ○ | ○ | ▲ | |
「ノア」の安全装備
ノアはToyota Safety Senseを全車に装備しており、一部機能はメーカーオプションで設定できます。
また、ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)、車両接近通報装置・バックガイドモニター※も標準装備。
※S-Xはメーカーオプション。
さらに、メーカーオプションで緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)+フロントクロストラフィックアラート+レーンチェンジアシスト、アドバンストドライブ(渋滞時支援)、ドライバーモニターカメラなど高速道路走行を強力にサポートする上位装備を追加できます。
視界の安全装備においても充実しており、S-Zのみ下記オプションを追加可能です。
- デジタルインナーミラー
- プロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)
なお、グレードによってオプション設定の幅が異なる点にも注意が必要です。
S-Gは上位安全装備のオプションの選択肢が多い一方、S-Xは設定できないオプションが多いです。
「安全装備をできる限り充実させたい」という方はS-GまたはS-Zを選ぶことをおすすめします。
「ヴォクシー」の安全装備
ヴォクシーの安全装備の基本構成はノア(S-Z・S-G)と共通です。
オプションで選択できる上位安全装備もノアと同等であるため、安全性能においてもノアと並ぶ高い水準を誇ります。
視界の安全装備についてもノアと同様に、S-Zのみ下記オプションを追加可能です。
- デジタルインナーミラー
- プロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)
ヴォクシーとノアは、安全装備の構成という点では実質的に同等の1台です。
両車の違いはエクステリアデザインやグレード構成、そして価格にあります。
ヴォクシーは全車エアロモデルのスポーティな外観と「S-Z・S-G」という2グレードのシンプルな構成となっています。
そのため、よりクールな見た目にこだわる方や、グレード選びをシンプルにしたい方はヴォクシーがおすすめです。
「シエンタ」の安全装備
シエンタもToyota Safety Senseが全車に標準装備されており、基本的な予防安全機能はノア・ヴォクシーと共通です。
しかし、ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト・パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)といった機能は、オプション設定または設定なしとなります。
また、アドバンストドライブ(渋滞時支援)・ドライバーモニターカメラ・ITS Connectといった装備もシエンタには設定できません。
視界の安全装備についても、グレードごとにオプション設定や設定できない装備があるほか、デジタルインナーミラーとカラーヘッドアップディスプレイはシエンタには設定がありません。
そのため、今どきの最新装備、より高度な運転支援という点ではノア・ヴォクシーの方がおすすめです。
その一方で、コンパクトなボディと取り回しの良さを活かした街乗り・日常使いの安全性は十分に確保されています。
安全装備で選ぶなら、どの車種・グレードがおすすめ?

安全装備を基準に車種やグレードを選ぶ際は、「普段どんな道を走り、どんなシーンで不安を感じるか」を具体的にイメージすることが重要です。
どの車種を選んでも基本となる予防安全機能(Toyota Safety Sense)はしっかりと備わっていますが、一歩踏み込んだ高度な支援機能はグレードやオプションによって異なります。
そのため、ご自身が特に重視したいものは何かを見極めることが大切です。
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今回は、ノア・ヴォクシー・シエンタの安全装備の違いについて解説しました。
3車種すべてに最新世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備されており、基本的な安全性能は非常に高いレベルでまとまっています。
その上で、ノアやヴォクシーはオプション設定ではあるものの、走行・駐車時において高度な運転支援機能が充実しているのが特徴です。
ただし、安全装備をすべて取り付ければよいというわけではありません。
ご自身の運転への不安や、普段よく通る道(狭い路地か、高速道路か)に合わせて最適なオプションを組み合わせることが大切です。
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