皆さんこんにちは！トヨタユナイテッド静岡です☺

今回は、お客様によく聞かれるエンジンブレーキについてお伝えします。皆さんはエンジンブレーキと聞いて何を連想するでしょうか？エンジンなのにブレーキ？エンジンブレーキを使うと燃費が悪そう・・といった声を耳にします。

エンジンブレーキのことを知ってお得に快適なドライブをこのブログで知っていただけたらと思っています。

エンジンブレーキの仕組み

エンジンブレーキはどのようにしてブレーキをかけているのでしょうか？

このヒントは音にあります。

エンジンブレーキを使う時を思い出してください。

アクセルを踏んでいないのにエンジンがうるさくなりますよね？アクセルを踏んでいるときはガソリンを使ってエンジンを回します。

一方、エンジンブレーキの時はタイヤの回転力を使ってエンジンを回しているのです。

エンジンを回すには力が必要になります。

なので車は少しずつ減速していくのです。エンジンブレーキを使用しているときは燃料を使っていないので、燃費も気にしなくていいんですよ！

エンジンブレーキってどれ？

そもそもエンジンブレーキってどこにあるのでしょうか？

クルマによって表記に違いがありますが、基本的にシフトレバーのＬ/2 またはＢという表記になっているところに合わせることで使用できます。

初めて使うときは、エンジンがぶおぉーという音を出すのでびっくりすると思いますが、そういったものなので何回も使って使用感覚を少しずつつかんでいってください。

エンジンブレーキはいつ使うの？

長い下り坂

さて、エンジンブレーキの使いどころですが、一般的に知られているのは長い下り坂です。

この時よく看板にエンジンブレーキをつかえ！

といったものを見かけたことがあると思います。

では、なぜエンジンブレーキを使わなくてはならないのかご存知ですか？

いつも使用しているフットブレーキは、金属と金属を押し当てて速度を落としています。

その時の摩擦によってブレーキ内部はとても高温になります。

フットブレーキはブレーキオイルの圧力を使って制御しているのですが、そのブレーキオイルが高温のため沸騰してしまいブレーキが利かなくなってしまう「べーパーロック現象」を引き起こすリスクがあります。

そのため少しでもフットブレーキの使用を少なくするためにエンジンブレーキを使用するのです。

高速道路

高速道路のような一定の速度で走っているところでもエンジンブレーキは効果的です。

前の車が少し遅いスピードで走っている場合、フットブレーキで速度調整するとそれが原因で後ろの車が強くブレーキを踏みそのまた後ろの車がそれ以上に減速してしまうといった自然渋滞の原因になってしまいます。

そういった場面で、早めのエンジンブレーキを使えば、緩やかに減速できるので渋滞緩和や安全運転に役立ちます。

そういった観点で言えば、日常生活でも信号が遠くで赤になったら早めのアクセルオフからエンジンブレーキを使うことでフットブレーキの使用頻度を減らし、ブレーキのパットを節約することもできます。

最後に

エンジンブレーキは日々の生活の中でもっと使う人が増えてほしい機能です。

エンジンブレーキをうまく活用して、安全に、快適に、そして経済的に運転できたらすごいかっこいいですよね！

良いドライブを祈っております！！