高齢者が運転することを想定して車選びをする際には、安全性や運転のしやすさに注意を払う必要があります。具体的には、以下の3つのポイントをチェックしてください。

• ①安全機能のチェックは怠らずに！

  最近、ニュースで報道されるように高齢者の運転による事故が増えています。自分は大丈夫だと思っていても、万が一に備えて事故を防ぐために安全性能が備わっているかを確認しましょう。特におすすめは、以下の4つの機能です。

  ・ハンドル操作サポート…車線の中心を走るようサポートする機能。積雪・渋滞で車線が見えない場合も、前方車を追従してサポート可。
  ・車線はみ出しアラート…車線をはみ出しそうになった際に警告音及びディスプレイで知らせ、ハンドル操作をサポートする機能。
  ・自動（被害軽減）ブレーキ…カメラとセンサーで歩行者・車を検知して、衝突しそうな場合には警報とディスプレイ表示でブレーキを促す機能。
  ・標識読み取りディスプレイ…標識をカメラで認識して、ディスプレイに表示してくれる機能。最高速度標識、はみ出し通行禁止、車両進入禁止、一時停止を認識。

  安心して運転するためにも、上記の機能がついているかをチェックしましょう。

  

• ②身体への負担を軽減する機能は必須

  車の乗り降りをするときや、買い物をして荷物を持って乗車するとき、長い間同じ体勢で運転しているときは身体に疲労が溜まるという悩みは、高齢者ドライバーにつきものです。
  車選びをする際には、そんな体への負担を軽減する機能が備わっているかどうかもチェックしましょう。
  例えば駐車時に首を大きく後ろに回せない場合には、自動駐車機能やディスプレイでバックを確認できる機能があれば便利ですし、シートが回転する機能があれば車への乗降が楽になるでしょう。

  

• ③サポカー補助金の対象車について

  特に安全機能を重視したい高齢者がチェックすべきポイントは、サポカー補助金の有無です。
  サポカーとは「衝突被害軽減ブレーキ」「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」などの先進安全技術を搭載した車が対象となっている補助金の制度です。
  トヨタでは、40車種以上がこのサポかー補助金の対象となっています。安全性能を重視して車選びをするならば、サポカー補助金の対象車かどうかも併せて確認しておきましょう。

  

オススメ車種を紹介！

ここからは高齢者におすすめの4つの車種を取り上げて、それぞれの特徴を以下で詳しくご紹介していきます！