
トヨタ・bZ4Xは、環境性能と快適な走りを両立したSUV型BEV(電気自動車)です。
滑らかな加速感と静粛性を備えつつ、SUVらしい安定感のある走行性能を実現しました。
2025年10月にはマイナーチェンジが行われ、航続距離や充電性能などがさらに進化しました。
電費効率の向上や充電時間の短縮など、日常の使いやすさにも磨きがかかっています。
今回は、bZ4Xのマイナーチェンジした部分を、バッテリー性能を中心に解説します。
新型bZ4Xがおすすめな人の特徴も紹介しているため、電気自動車(BEV)の購入を検討している方や、次世代SUVを探している方はぜひ参考にしてください。
トヨタのSUV型BEV「bZ4X」とは?

トヨタ・bZ4Xは、「CO2排出ゼロとその先の豊かな未来を目指す」という“beyond Zero”の理念を掲げて開発された、トヨタの本格SUV型BEV(電気自動車)です。
従来のガソリン車やハイブリッド車と異なり、エンジンを持たずモーターのみで走行します。
走行中にCO₂が排出されないため、環境負荷の少ない移動を実現する次世代のモビリティとして注目されています。
また、bZ4Xは広い室内空間と高い静粛性を兼ね備えながら、SUVらしい安定感のある走りを両立。
さらに、電動パワートレイン特有の滑らかな加速感と低重心設計によるブレのないハンドリング性能が特徴です。
トヨタは「走る楽しさ」と「環境への配慮」を両立するクルマづくりを進めており、bZ4Xはその象徴的なモデルといえます。
新型bZ4Xと従来モデルのバッテリー性能の違い

2022年5月に販売が開始されたbZ4Xは、2025年10月にマイナーチェンジが行われました。
ここでは、バッテリー性能をテーマに新型bZ4Xと従来モデルの違いについて解説します。
① バッテリー容量の違い
【新型bZ4Xと従来モデルのバッテリー容量(総電力量)の違い】
| グレード | 新型 | 従来モデル |
|---|---|---|
| Z | 74.7kWh | 71.4kWh |
| G | 57.7kWh |
② 航続距離の違い
【新型bZ4Xと従来モデルの航続距離(一充電走行距離)の違い(WLTCモード)】
| グレード | 新型 | 従来モデル |
|---|---|---|
| Z | 20インチタイヤ:673[622]km 18インチタイヤ:746[687]km |
20インチタイヤ:512[487]km 18インチタイヤ:559[540]km |
| G | 544km | 567[551]km |
[ ]は4WD。
■一充電走行距離は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
航続距離は最大746km(Z/18インチタイヤ/FWD/WLTCモード)へ大幅に延長され、従来モデルと比較して約3割向上しています。
③ 電費(1kWhあたりの走行距離)の違い
【新型bZ4Xと従来モデルの電費(電力量消費率)の違い(WLTCモード)】
| グレード | 新型 | 従来モデル |
|---|---|---|
| Z | 20インチタイヤ:125[135]Wh/km 18インチタイヤ:113[121]Wh/km |
20インチタイヤ:141[148]Wh/km 18インチタイヤ:128[134]Wh/km |
| G | 111Wh/km | 126[131]Wh/km |
[ ]は4WD。
■交流電力量消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は大きく異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
④ 充電時間の違い
【新型bZ4Xと従来モデルの充電時間の違い】
| 充電種類 | 電圧 | グレード | 新型 | 従来モデル |
|---|---|---|---|---|
| 普通充電※1 | AC200V・16A※2 | Z | 約23時間※3 | 約21時間 |
| G | 約18時間※3 | |||
| AC200V・30A※2 | Z | 約13時間※3 | 約12時間 | |
| G | 約10時間※3 | |||
| 急速充電 | 急速充電125Aの場合※2 | Z | 約60分※4 (満充電量の約80%充電) |
|
| G | ||||
| 急速充電200Aの場合※2 | Z | 約40分※4 (満充電量の約80%充電) |
||
| G | ||||
※1. 200Vでの充電が困難な状況下は、100V/6Aでの充電も可能ですが、満充電には長い時間を要するため緊急用とお考えください。また、100V電源の電圧が著しく低下している場合、充電が停止する可能性があります。※2. 理論値で試算。※3. 駆動用電池充電警告灯の点灯から満充電までのおおよその時間。※4. 駆動用電池充電警告灯の点灯から約80%までのおおよその時間。急速充電器(スタンド)が複数台同時充電する場合など、出力抑制され充電時間が長くなる場合があります。
■バッテリー温度が約25℃の場合、駆動用電池充電警告灯が点灯した時点からの充電時間。普通充電ケーブルを用いた場合は、約3kW(200V)の充電となります。約6kWで充電を行う場合は、電流上限が30A以上の普通充電器(スタンド)が必要になります。
なお、新型bZ4Xで急速充電(150kW(350A))する場合、充電時間は最短約28分※に短縮されています。
※駆動用電池容量表示約10%から約80%までのおおよその時間。
新型bZ4Xに新たに搭載された機能・サービス

バッテリー性能をより向上させるために、新しく搭載された機能は主に次の通りです。
●バッテリープレコンディショニングを搭載し、寒冷地での利便性が向上
●トヨタ純正「6kW普通充電器」を、販売店装着オプションとして新設定することで、充電機器がより充実化
●より快適なBEV/PHEVライフを送ってもらうため、BEV/PHEVユーザーを対象にしたトヨタの新充電サービス「TEEMO(ティーモ)」をスタート
バッテリーだけじゃない!2025年10月の改良ポイント

旧型より進化したのはバッテリーだけではありません。
さまざまな改良により、さらなる進化を遂げているのも新型bZ4Xの特徴です。
2025年10月発売の新型bZ4Xで改良されたポイントは次のとおりです。
刷新された外観デザインとエクステリア
【ハンマーヘッドをモチーフとしたフロントデザインを改良】
●LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ(LEDデイタイムランニングランプ機能付)+LEDフロントターンランプ+ヘッドランプクリーナー
【機能性を追求するとともに先進感あふれるデザイン】
●20インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/エアロホイールカバー/センターオーナメント付)(Zにメーカーオプション)
●18インチアルミホイール(エアロホイールカバー[グレー塗装+ブラック塗装]/センターオーナメント付)(Z、Gに標準装備)
【ボディカラーの追加】
| モノトーン | ・アティチュードブラックマイカ |
|---|---|
| ツートーン | ・アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ※ ・アティチュードブラックマイカ×プレシャスメタル※ |
※メーカーオプションで設定。
インテリアのデザイン・装備と快適性の進化
| インストルメントパネル のデザイン |
水平基調で薄くシンプルな形状へ変更 |
|---|---|
| ディスプレイオーディオ | 最新のコネクティッドナビ対応のものを搭載し、 サイズを14インチに拡大 |
| センターコンソール | 形状を変更することで、足元の開放感を向上させるとともに、 おくだけ充電(運転席用・助手席用 2台分)を 搭載することで使い勝手を向上 |
| パノラマムーンルーフ | センターリインフォースメントを無くすことで 開放感のある室内空間を実現(Zに標準装備) |
より洗練された走行性能
●eAxle(イーアクスル)の小型化・形状最適化などにより出力が大幅に向上
●電動パワーステアリングのギアボックスをボディに直結させることでステアリングのダイレクト感を向上
●サスペンション、アブソーバーなどのチューニングにより、乗り心地と操縦安定性が向上
●パドルシフトで回生ブレーキの減速度を4段階で調整可能にし、BEVならではの操縦する楽しさが向上
●4WD車の走行制御・4輪駆動制御のレベルアップにより、走破性が向上
●フロントドアのアコースティックガラスの採用などにより、室内静粛性が向上
「bZ4X」のグレード別価格

【bZ4Xのグレード別車両本体価格(税込)】
| グレード | 駆動方式 | 新型 | 従来モデル |
|---|---|---|---|
| Z | FWD | 5,500,000円 | 6,000,000円 |
| 4WD | 6,000,000円 | 6,500,000円 | |
| G | FWD | 4,800,000円 | 5,500,000円 |
| 4WD | – | 6,000,000円 |
■価格はメーカー希望小売価格<(消費税10%込み)’25年10月現在のもの>で参考価格です。価格は販売店が独自に定めていますので、詳しくは各販売店にお尋ねください。自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金が別途必要となります。
電気自動車を上手く活用する「充電のコツ」をご紹介!

BEVを快適に使いこなすためには、日常の充電をスムーズに行う工夫が大切です。
ここでは、「充電時間の計算方法」「短縮のコツ」「お出かけ時のスポット活用」など、bZ4Xを含むBEVユーザーが知っておくべきポイントについてご紹介します。
充電時間の計算方法
充電時間は、「車両のバッテリー容量(kWh)」÷「充電器の出力(kW)」で算出が可能です。
例えば、バッテリー容量が約74kWh(新型bZ4X/グレードZ)で、200V 3kW(16A)の普通充電器で充電したとしましょう。
この場合、「約74kWh」÷「3kW」となり、充電時間は約23~24時間程度となります。
充電時間を短くする方法
充電時間を短縮する方法は次のとおりです。
●充電器の出力を上げる
●6kWのV2H充電器を導入する
●自宅・職場・立ち寄り先などでこまめに充電する
例えば、バッテリー容量が約74kWh(新型bZ4X/グレードZ)で、充電器の出力を上げて200V 6kW(16A)の普通充電器で充電したとしましょう。
この場合、充電時間は約12~13時間程度に短縮が可能です。
遠出の際はお出かけ先のスポットもチェック!
充電スポットは増加傾向にあるものの、ガソリンスタンドに比べると十分とはいえません。
そのため、遠出をする際は事前に充電スポットを確認しておくことが安心です。
また、トヨタが提供するスマホアプリ「My TOYOTA+」や、「コネクティッドナビ」を使えば、最寄りの充電スポットを簡単に検索できます。
トヨタの新しい充電サービス「TEEMO」に登録すれば、全国約25,100口の充電器を利用できます。
新型bZ4Xの充電設備について詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
トヨタのSUV型BEV「bZ4X」の充電性能がすごい!充電設備・充電時間・充電スポットについて解説
「bZ4X」がおすすめな人の特徴

トヨタbZ4Xは、環境性能・安全性・快適性を高次元で融合した、次世代のSUV型BEVです。
ここでは、bZ4Xがおすすめな人の特徴について解説します。
環境に配慮しつつ、信頼できる国産EVを選びたい方
トヨタbZ4Xは、ゼロエミッションを実現したBEVでありながら、国内開発による品質の高さが支持されています。
走行時にCO₂を一切排出しないだけでなく、車両製造段階から環境負荷の少ない素材を採用。
また、トヨタ独自の電池制御技術により、長期間にわたって安定した性能を維持しています。
そのため、「環境に優しい選択をしたいが、信頼できる国産車がいい」という方に最適な一台です。
次世代EVの技術進化を先取りしたい方
2025年10月の新型モデルでは、航続距離の延長や急速充電性能の改善など、EV技術の進化を実感できます。
また、スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」との連携により、充電状況の確認やスケジュール設定も可能。
さらに、走行制御や回生ブレーキ機能の最適化によって、滑らかな加速と高効率なエネルギー管理を実現しました。
最新技術を通じて、EVライフをより便利に、より楽しく先取りしたい方におすすめのモデルです。
冬場でも安心してEVを使いたい方
新型bZ4Xには、バッテリープレコンディショニング機能が新しく搭載されました。
これにより、気温が低い環境でもバッテリー温度を適正に保ち、充電効率を維持します。
また、シートヒーターやステアリングヒーター、ヒートポンプ式エアコンを標準装備。
寒冷地での利便性が向上しているため、冬場でも安心してEVを使いたい方にもおすすめの一台です。
静かな走行と上質な乗り心地を求める方
bZ4Xは、電動パワートレインならではの静粛性と、SUVらしい安定感を兼ね備えています。
eAxleの小型化・形状最適化などで出力が大幅に向上しました。
また、サスペンションなどのチューニングや、フロントドアのアコースティックガラス採用などにより、乗り心地や操縦安定性、室内粛清性が向上し、長時間のドライブでも疲れにくいのが特徴です。
また、低重心設計と高剛性ボディの採用により、コーナリングの安定性も高水準を実現。
静かな走行と上質な乗り心地を求める方にも、bZ4Xは最適な一台となります。
静岡でbZ4Xを購入するなら「トヨタユナイテッド静岡」がおすすめ!

今回は、bZ4Xのマイナーチェンジした部分を、バッテリー性能を中心に解説しました。
2025年10月のマイナーチェンジにより、新型bZ4Xはバッテリー性能が最適化され、航続距離が拡大し、充電時間も短縮されました。
また、電費効率の向上に加え、バッテリープレコンディショニング機能など、使いやすさを重視した新機能の搭載、新サービスもスタートし、より実用的なBEVへと進化しています。
静岡で新型bZ4Xの購入を検討している方は、トヨタユナイテッド静岡にご相談ください。
トヨタユナイテッド静岡では、豊富な経験を持つスタッフが試乗や見積もりを通じて、お客様に最適な一台をご提案いたします。
なお、各種相談・案内をご希望の方は「ご購入相談」、試乗を希望される方は「試乗予約」しておかれると、当日スムーズにご案内ができるのでおすすめです。
また、トヨタユナイテッド静岡では「オンライン相談」にも対応しておりますので、ご来店が難しい方や、移動の手間を省きたい方は、オンライン相談の利用もご検討ください。
お客様のご相談・お問い合わせ・ご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。


