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企業経営者のクラウン STORY

2025-01-10

2024.11.20

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Tさん

会社経営(静岡市)

クラウンオーナーのTさんに愛車についてインタビューするはずが、いきなり金属加工技術の話題に。大学時代は金属工学を専攻していたというTさんらしく、クラウンというプロダクトにものづくりの伝統と革新を感じています。

聞き手:神谷宥希枝さん(フリーアナウンサー)

「いつかはクラウン」が現実に

工学部ご出身だそうですね。メカにもお強いんですか。

クルマを含めて、人工物は好きです。クルマって最初はエンジンとタイヤだけが付いた馬車のようなものだったわけですが、安全のために金属の板で車体を覆う技術ができて、初めて今のクルマの原型ができた。僕は大学時代、その薄鋼板の研究を日本で初めて行った、本多光太郎先生の流れを汲む研究所にいたんです。鉄をどれだけ曲げると強度が落ちるかといったことを研究していましたから、クルマもボディがすごく気になります。今のクルマは一体成型で部品点数が少なく、軽量化が進んでいる。流線型のデザインは格好のためだけでなく、材料の容積を減らして軽くすることができます。しかもそんな職人のような仕事を量産体制で実現している。大変なことですよね。

今乗っているクラウン・クロスオーバーは、リアフェンダーの上部が少し盛り上がっているところが、今までのクラウンにない特徴。若者層にもフィットするSUVを意識していますよね。初めて見たとき「歴史あるクラウンがこんな革新的なことをするのか」と思いました。

―数あるクルマの中から、なぜクラウン・クロスオーバーを選ばれたのでしょうか。

本当はセダンが良かったんです(笑)。会社のトップが乗る社用車といえばセダンのクラウンというイメージでした。私の敬愛する知り合いの経営者の方も昔からクラウンが好きで、今もクラウン・アスリートに乗っています。それで「いつかはクラウン」という昔のキャッチコピーがずっと頭に残っていましたね。クラウンは一つのゴールとも言えるクルマでした。

社長に就任し、社用車の乗り換えを考えていた頃、先にクロスオーバーが発売されて、セダンの発売を待ちきれずにこちらを選びました。でも、クロスオーバーに乗ってみると、すごくいい。タイヤが以前のクラウンより一回り大きくて、SUVライクな軽快さもありながら、車内には伝統的なクラウンのデザインがしっかり受け継がれている気がします。

車内の静粛性は「心のシートベルト」

―頻繁に乗られますか。

静岡県内にある弊社の拠点へまめに足を運ぶようにしているので、東名高速道路はよく使います。とても走りやすいですね。ハイブリッド車ですが足回りが良く、加速時の反応も良い。レーダークルーズコントロールモードにすればスピードを一定に抑えてくれて、本当に楽です。※1

何より静かです。静粛性は素晴らしいです。静かな室内環境では自然と気持ちが落ち着いて、会社を背負う社長が事故を起こしてはいけないという、心のシートベルトになりますね。

―車内ではどんな時間を過ごされていますか。

新幹線で移動するときはPCを広げて実務する時間に充ててしまいますが、クルマでの移動はビジネスの構想を考える時間になりますね。考えて行動に移すのが社長の役目。快適なシートで次の展開を頭に描きながら取引先に出かけています。休日はゴルフ仲間を乗せてコースに出かけることもよくあります。クロスオーバーの荷室は一見小さく見えますが、ゴルフバッグが3本※2入って、出し入れもしやすいですよ。

―ご家族とミニバンに乗るときと、気分は変わりますか。

気分的には変わりますが、僕は普段から公私の区別をしないんです。家族でドライブ旅行に行ってもつい建物や工事中のマンションなどに目を奪われてしまいます。

伝統と革新の精神性を若い方にも学んでほしい

―クラウンの前はどんなおクルマに?

大学が東北地方だったので、免許は夏休みに合宿して取りましたが、クルマを初めて買ったのは社会人になってから。中古のRAV4でした。サーフィンやスキーをやっていたのでSUVに乗りたかったんです。家族ができてからは家ではミニバン、社用車としてプリウスに乗っていました。社長に就任したときから乗り換えを考えていて、クラウン・クロスオーバーが発表されてすぐ、2023年10月に契約しました。

―クラウンに乗り換えて、社長としての意識は高まりましたか。

プリウスからクラウンにしたことで体外的な信頼度は変わるかもしれませんが、自分自身はまだまだ、クラウンの中で反省ばかりしていますよ(笑)。もっと会社を成長させて社員がやる気を持って働ける会社にしたい。そのためにも上に立つ役職に就いた人は楽をしてはいけないなと思います。

クラウン・クロスオーバーが今の自分に合っていると感じています。会社も自分自身ももっと成長したら「いつかはクラウン・セダン」ですね。

―クラウンをおすすめするとしたらどんな方ですか。

若い経営者の方に乗っていただきたいですね。僕は「いつかはクラウン」と思ってきた世代ですが、クラウンには日本の自動車メーカーがフラッグシップモデルとして継承してきた、古き良き伝統があります。それだけ歴史のあるクルマが新しいことを取り入れている、これこそ「温故知新」ですよね。その精神性は、若い方にもお手本になるのではと思っています。

※1 安全運転を支援する装置は、あくまで運転を支援する機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。

※2 ゴルフバッグの形状によっては収納できない場合があります。


Tさん

1976年生まれ。建設業界の老舗企業を受け継ぎ、代表取締役社長として社業を牽引。

聞き手:

神谷宥希枝さん

フリーアナウンサー。K-mix「神谷宥希枝の独立宣言」(金曜21:30〜)などで活躍する一方、話し方教室や朗読イベントも主宰。

クラウンについて詳しくはこちら


このコラムは「トヨタユナイテッド静岡」と「静岡銀行」の共同企画により、作成されました。


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