静岡
静岡では、かつて神社仏閣の建造にあたり全国から集められた職人や大工が定住したことから、多様な伝統工芸が今も受け継がれています。また、東海道を行き交う人々の交流の中で様々な食文化も交差してきました。歴史に思いを馳せ、静岡ならではの伝統と食をお楽しみください。
【漆工芸を体験】
漆塗の文化に触れ、箸作りを体験。
静岡には、駿河漆器や井川メンパなど食事に使用する伝統工芸も多数あり、食と匠の技術は深く人々の暮らしに結びついています。匠宿ではその歴史に触れながら、様々な伝統工芸体験が可能。「創る・遊ぶ・学ぶ・触れる」体験を楽しめます。
【漆工芸を体験】漆塗の文化に触れ、箸作りを体験。
駿府の工房 匠宿
駿府の工房 匠宿
静岡県静岡市駿河区丸子3240-1
■TEL/054-256-1521
■開館時間/10:00〜19:00
■定休日/月曜日(祝日の場合は翌平日)
【丸子宿でとろろ汁を堪能】
東海道を行き交う人々の憩いの場
「とろろ汁の丁子屋」
【丸子宿でとろろ汁を堪能】東海道を行き交う人々の憩いの場「とろろ汁の丁子屋」
創業1596年、東海道五十三次20番目の宿場「丸子宿」にある、とろろ汁の丁子屋。広重の浮世絵に描かれた茅葺屋根の古民家の姿を今も残し、江戸時代の情緒を感じることができます。かつての旅人たちも喜んだ、栄養豊富な自然薯のとろろ汁をお楽しみください。
丁子屋
静岡県静岡市駿河区丸子7-10-10
■TEL/054-258-1066
■営業時間/月〜金/11:00〜14:00、土日祝/11:00〜15:00、16:30〜19:00
■定休日/木曜日、月末水曜日
丁子屋
【漆文化を神社で体感】
徳川家康ゆかりの総漆塗り、
極彩色を施した静岡浅間神社。
【漆文化を神社で体感】徳川家康ゆかりの総漆塗り、極彩色を施した静岡浅間神社。
通称「おせんげんさま」と呼ばれている静岡浅間神社は、二千年以上前から人々に広く信仰されています。国の重要文化財にも指定されている総漆塗りの社殿は、現在20年かけて行われる漆の塗り替え作業中で、艶やかな建物を見学できます。
静岡浅間神社
静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
■TEL/054-245-1820
【東海道を知る】
浮世絵で見る東海道。
江戸時代の浮世絵師・歌川広重の名を冠した日本で最初の美術館。広重の有名作品「東海道五十三次」では、静岡の宿場の風景が多く描かれており、丸子宿では当時の名物のとろろ汁屋の様子も。展示のほか、予約不要で浮世絵の多色版画摺(す)り体験もできます。
【東海道を知る】浮世絵で見る東海道。
静岡市東海道広重美術館
静岡市東海道広重美術館
静岡県静岡市清水区由比297-1
■TEL/054-375-4454
■開館時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
■休館日/月曜日(祝日の場合は翌平日)
■入館料/一般520円、大学生・高校生310円、中学生・小学生 130円、未就学児無料